あなたのために FOR YOU
わたしたちのために FOR US
■心をつなぐ とっておきの音楽祭
とっておきの音楽祭は、障害のある人もない人も一緒に演奏を楽しむストリートの音楽祭です。音楽のチカラで「心のバリアを打ち壊そう!」と市民ボランティアが実行委員会を結成し、2001年に第1回を開催しました。
以来多くの方のご協力に支えられ、心のバリアフリーを目指す街なかの音楽祭として規模も日本最大までに成長し、仙台市のほかにも東松島市、栗原市、南相馬市、秋田市、盛岡市、山形市、会津若松市、熊本市と広がっています。
合い言葉は「みんなちがって みんないい」。誰もが参加できる音楽祭として、この10年間「音楽のチカラ」で人々の心をつないできました。
■わたしたちが今すべきこと
今年6月5日の第11回開催に向けて、本格的な準備を始めた時でした。3月11日午後2時46分。
私たちが住む仙台市をはじめ宮城県そして近隣の県を巨大地震が襲い、大津波の被害の全容は未だ判明していない状況です。実行委員、出演応募者のほとんどが被災し、家族、友達、仕事、家、故郷を奪われてしまった仲間も少なくありません。
被災地である仙台そして宮城で、被災者である私たちが、今すべきことはなにか。
甚大な被害をこうむった東松島市、南相馬市の仲間たちを応援・支援したい。
エントリーした298団体に、震災後アンケートを行った結果、270団体以上が音楽祭の開催と出演を望み、「今だからこそ、音楽祭を」「元気な姿を見せたい」など多くのメッセージも頂きました。中には避難所にいる方や、楽器が流された方もいらっしゃいました。
■音楽のチカラ
私たちは音楽祭を通じて、音楽が人間に与えるチカラを目撃してきました。音楽によって街に多くの笑顔が溢れ、音楽や音楽祭が人々の生きるチカラになる瞬間を、10年間作り続けてきました。そして、今こそ「音楽のチカラ」が必要であることに至ったのです。
音楽には、心を元気にするチカラ、心を和ませるチカラ、そして心をつなぐチカラがあります。とっておきの音楽祭SENDAI 2011を開催する事により、被災している人たちが音楽のチカラを得て、一日でも早い復興に向けて、さらに前に一歩進むことができると信じています。
■宣言
1、とっておきの音楽祭SENDAI 2011は、
被災した人たちの「心の応援」をします
2、とっておきの音楽祭SENDAI 2011は、
この被災地仙台・宮城から、
日本中、世界中の応援・支援に対して、元気な声を届けます
3、とっておきの音楽祭SENDAI 2011は、
街中に音楽と笑顔があふれ、復興への力強い確かな一歩とします
一日でも早く心からの笑顔が訪れることを願い、
第11回とっておきの音楽祭SENDAI 2011を2011年6月5日(日)に開催いたします。
開催日 2011年6月5日(日)
ストリート演奏 10:30~17:00(予定)
フィナーレ 17:00~18:30(予定)
会場 仙台市市民広場(フィナーレ会場にも使用)、定禅寺通り、
勾当台公園、一番町四丁目商店街、ぶらんどーむ一番町商店街、
サンモール一番町商店街、せんだいメディアテーク1Fオープンスクエア、
仙台マークワンビルなど 30ステージ(予定)
出演団体数 286団体
主催 とっておきの音楽祭実行委員会SENDAI
共催 NPO法人オハイエ・プロダクツ
とっておきの音楽祭の趣旨をご理解いただき、ご支援・ご協力、
なにとぞよろしくお願い申し上げます。
とっておきの音楽祭実行委員会SENDAI
特定非営利活動法人オハイエ・プロダクツ