●47人のカメラがとらえた 感動のものがたり
障害のある人もない人も一緒に演奏し、音楽のチカラで「心のバリアフリー」を目指す、「とっておきの音楽祭」のドキュメンタリー映画です。
2006年6月3日、新緑の杜の都仙台市中心部で開催されたこの音楽祭の一日を、プロそして市民ボランティア計47人のカメラマンが克明に撮影。商店街の軒先、ビルの前、公園など路上のステージで演奏する障害のある人たちの姿に、最初は戸惑いながらもやがて引き込まれていく街を行く人たち。
全編にちりばめられた、小さないくつもの真実の物語。障害が個性となり、自分を表現する喜び、多くの人と音楽を通して繋がる嬉しさ、生きるエネルギーが、笑顔と共に全編にあふれています。
映画のクライマックスとなる音楽祭のフィナーレでは、フラッグがあちらこちらで翻る中、ステージと観客席の隔たりもなくなり出演者も観客もひとつとなり、数千人が一緒に歌い、手話をし、踊る姿は観る者を圧倒します。
●YUUくんとluluと知子さん。
ユーモアのセンスにあふれる、ウイリアムズ症候群の障害のあるプロの笙演奏家YUUくん。
脳性マヒの行動的なシンガーソングライターlulu、彼は全身で自分のメッセージを伝えます。
天使が舞い降りたような音色のリコーダーを吹くダウン症の荒川知子さんは、ほほえみの天才。カメラは、いつもあたたかく彼らを見守りつづけてきました。
●ふしぎの輝き オハイエ!
「オハイエ」は、とっておきの音楽祭のテーマソングです。「オハヨー!」と「イエー!」をあわせた元気になる言葉。シンガーソングライターのあんべ光俊がつくりました。
この音楽祭に参加した出演者、観客にとって、それぞれの思いがこもった言葉となっています。この映画でも全編にちりばめられ、そして、いつしか…。
あなたにも、この言葉のふしぎの輝きを感じてほしい。
☆映画「オハイエ!」は、耳の不自由な方にもご覧いただけように、全編日本語字幕付きとなっております。
☆目の不自由な方のための音声ガイドシステムも用意しております。
詳しくは映画オハイエ!HPまで