2011年8月5日金曜日

幸せの太鼓を響かせて ~INCLUSION~フォーラム仙台にて期間限定公開!

とっておきの音楽祭に、第一回目から参加している瑞宝太鼓の映画「幸せの太鼓を響かせて ~INCLUSION~」が仙台で公開されます!

<会場>/フォーラム仙台

<上映時間>
8月6日(土) 10:00/13:00 *10:00の回終了後/13:00の回上映前に舞台挨拶あり(30分を予定)
登壇者:細川佳代子さん(製作総指揮) & 瑞宝太鼓メンバー(出演)

8月7日(日)~8月12日(金) 10:15/14:20/19:10
8月13日(土)~8月19日(金) 11:55 (1日1回上映)

普通の日常に大きな感動がある。普通の言葉に涙がとまらない。
知的障がいを乗り越え全国2位に輝いた「瑞宝太鼓」の物語。
INCLUSIONインクルージョン=包み込む社会。
障がい者が施設で暮らすのでなく、地域社会でともに暮らす。この考え方は、20世紀末から世界の動向となり、この方向性は、日本でも目指すべき社会の形として注目されつつある。
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長崎県の通称コロニー雲仙では、知的障がいのある人々が、コンクリート建ての立派な施設ではなく、ごく普通の地域社会で、職員や周囲の人々の支援と協力を得ながら自立して暮らしている。この映画の主人公はここで暮らす「瑞宝太鼓」のメンバーだ。リハビリ的なクラブ活動として始めたものの、ひたむきな練習で今やプロとなった和太鼓奏者たち。
カメラは、彼らの素晴らしい太鼓演奏はもちろん、日々の普通の暮らしを丁寧にすくいとる。それは、彼らが普通を手にするまでには、長い道のりがあったからだ。長い時間と長い闘いをへて、彼らはコロニー雲仙で「普通の暮らし」を手にすることができるようになった。普通の日常が呼び起こす大きな感動がここにはある。
「瑞宝太鼓」の各メンバー、その家族や恋人、そして、かつて息子と別れて長く辛い日々を送った母親までもが、ありのままの姿でカメラの前に立ち、自分が生きてきた道を語るとき、それはきっと、どんな文献よりも、優しく強く、インクルージョンINCLUSIONの世界を示すだろう。

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